都心のジャングルを散策。エディション東京内・THE BLUE ROOMで大人のディナー

ホテルステイ

東京エディション虎ノ門の31階には、ザブルールームというレストランがあります。

予約は直前。当日のエディションにチェックインした後でしたが、無事予約ができました。GoToTravelを中止したタイミングだったこともあり、他のゲストは多くありませんでした。

落ち着いた空間に暗めの照明、そして枝垂れているグリーンを見ていると異国のレストランに来たような感覚を覚えます。店名にもあるブルーと、グリーンのバランスがそう思わせるのでしょう。ダメもとで東京タワーの見える眺めのいい席をリクエストしてみましたが、さすがに直前予約だと叶わず。それでも広々としたソファー席に案内して頂けて嬉しかったです。

本日は12,900円5品のコースメニューを選択しました。他には7,500円3品コースやアラカルトもあり。閉店の1時間前、ラストオーダーギリギリではありましたが、快く受け付けて下さいました。テーブルクロスもなく、比較的カジュアルな雰囲気。お一人のゲストもいらっしゃいましたが、居心地は悪くないと思います。

大根と人参のピクルス、オレンジヨーグルトレーズン、トーステッドシード、コリアンダー

サーブされた瞬間、わーっとときめくこと間違いなし。素敵な見せ方です!ピクルスとありますが、ほんのり酸味が付いている程度。パリパリといい音を立てながら、フォークが進みます。

Nakamura Cellars Noria Chardonnay Sangiacomo Vineyard Sonoma Coast / カムラ・セラーズ ”ノリア” シャルドネ サンジャコモ・ヴィンヤード ソノマコースト

ノリアとはスペイン語で水車のことらしい。日本人醸造家、中村倫久さんが造るシャルドネは、厚みのある辛口、果実味もしっかり感じられ心地よいものでした。

北海道産ホタテ、カリフラワー、柚子、ケッパー、オリーブ

これが今回の一番お気に入り。ホタテ(とエビ)が大好きなので、どうしても贔屓目になってしまいます!火を入れたケッパーが最近のマイブームなのもあるかもしれません。個人的にはもう少しホタテの火の入り方が甘いとより好みでした。

鱈のソテー、白いんげん豆、ハリッサ、チョリソーオイル

こちらの鱈は火の入り方が抜群。いんげんとのバランスもバッチリ。ハリッサという調味料が気になっていたのですが、初めて食べることができました。日本でいうかんずりのような万能調味料ですね!

オーストラリア産和牛、人参、オニオン、ブロッコリースティック

意味は理解しますが、オーストラリア産の和牛というとちょっと突っ込みたくなりますね。和牛というにはワイルドな印象ではありましたが、これはこれでデザート前の一皿としてはしっくり来ました。ソテーも◎

ここでレストランの営業時間がタイムオーバー。お願いして、最後のデザートはお部屋に運んでいただく事に。一緒にコーヒーと余ったワインもお願いします。

パブロバ、苺、クレームシャンティー、ライム

他の食事と比べ、デザートは少々物足りない印象でしたが、全5皿、美味しく頂けました。

なかなか日本のお店だと、この配色は選びませんよね。あったとしても随分軽い印象になるような・・。空間、天井が高く開放感があるから居心地が良かったのかも。ロマンチックな雰囲気がありながらもかしこまっていない、大人な雰囲気のザブルールームは、少人数でのリラックスした食事にぴったりだと思います。

ザ ブルー ルーム トウキョウエディション トラノモン (The Blue Room) - 東京エディション虎ノ門/洋食 [一休.comレストラン]
世界中のクラシックメニューにインスパイアされた多彩な料理。窓の外には東京タワーを目の前に臨む、洗練された開放的な雰囲気の店内で、ブレックファースト・ランチ・ディナーをお楽しみいただけるレストランです。シックな空間では、植物ベースのシグネチャーサラダ、軽めのメインディッシュ、地元市場直送の魚、肉のグリル料理、シェアプラッ...

テーブルを担当してくださった方も、程よい距離感の接客で安心感があり。お料理に関しては素材自体の良さというよりは、味付けの仕方が全体的に良い印象。他のお料理も試したくなりました。

2021年4月現在エディション東京にあるレストランはThe Blue Roomのみ。The Jade Room + Garden Terraceというホテルのスペシャリティレストランがオープン予定らしいのですが、コロナの影響でシェフの渡航に支障が出、何度も延期になってるとのこと。オープンしたらきっと素敵なレストランであることは間違いなしでしょう!今後のエディションが楽しみです。

エディション東京の宿泊記もよろしければご覧ください。