青山グランドホテル(THE AOYAMA GRAND HOTEL)宿泊記

ホテルステイ

かつて東京・北青山にあったベルコモンズ。青山通りと外苑西通りの交差点に立地していたビルは、青山のランドマーク的存在として、そして地域のシンボルとして、時代を牽引し語り継がれています。

2020年、その跡地にthe ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)がオープンしました。オフィス・ホテル・商業ゾーンからなる複合ビルは多種多様な人々・文化の交流空間を創出するというねらい通り、多くの人々が行き来しています。

今回は、the ARGYLE aoyamaの中にできた、青山グランドホテルへ宿泊してきました。

チェックインは4階。カジュアルダイニング「THE BELCOMO」の横にある小さなカウンターでのチェックイン。少々わかりにくいですが、レストランスタッフの方に尋ねると親切に教えて下さいました。ほぼ全てのゲストがレストランスタッフに声をかけるだろう、というくらい目立たない作りです。

レストランの横にあるということで賑やかな雰囲気。仕事終わり・夜のチェックイン。

4階にはTHE BELCOMOの他に、和風居酒屋の「四角」もあり。

エレベーターで部屋に向かいました。今回の予約は「246 SUITE TWIN」61平米のコーナーシティビュー。

お部屋

部屋に入ると落ち着いた色調のインテリア空間が広がっています。

クローゼットは広め。2人・長期滞在でも問題ありません。入口横にはベンチも。靴の着脱に便利なのはもちろんですが、むしろ買い物戻りで雑に荷物を置くのに重宝するんですよね。ありがたい〜。

入り口方向からバルスームを臨んだ写真。リビング・ベッドルーム・ウェットエリア・玄関と、回遊する設計。もちろん各々は扉で区切れるのでプライバシーも問題なし。

リビングエリアは、横にもなれるサイズのボタニカルなソファに加え、ひとりがけソファもありました。オットマン付き。

ここでなんとなく感じたのですが・・・なぜかホテルに居る実感が湧きません。

ソファもそうですが、テレビ台やミニバー等、部屋全体が落ち着いたミッドセンチュリー調にコーディネートされています。そのせいかホテルというよりは、趣味のいい友人の家に遊びに来たという表現が一番しっくりとくる感じ。これぞライフスタイル系?なのかもしれません。

リビングからベッドルームへの視点。三角形の脚が特徴的なベッドはおそらくイワタ製。マットレスは結構固めな印象。これが自分にはよくあっていて、おかげさまで爆睡することができました。

そういえばファイブスターの一流ホテルは見るからにフカフカのベッドばかりですので、ちょっと珍しいかもしれません。

もちろんお部屋にはミニバーがあります。これまたゴリゴリミッドセンチュリーな家具。

コーヒーはネスプレッソとドリップコーヒー。お茶がTWGなのは嬉しい。変わったところでは、ダイエットサプリの「naturism」が用意されていましたので試してみましたが4回じゃ効果は得られず・・・(あたりまえ)

引き出しにはスナックと蒸留酒、そして赤。

冷蔵庫内にはモエに白、ビールは瓶・缶、ジュースなどなど。見る分には、まあこんなものかなというラインナップです。

でも青山グランドホテルのすごいところは・・・なんとミニバー内が全てオールインクルーシブ。

チェックインの際「冷蔵庫内のドリンクはご自由にお飲み下さい」と言われたのですが、ほぼ下調べをしていなかったこともあり、ソフトドリンクが無料なのかと解釈。でもお部屋に入ってびっくり、たくさんのお酒やスナックまでありました。もちろんラインナップは部屋のカテゴリによって異なるのかもしれません。

2泊しましたが、シャンパン含め冷蔵庫のドリンクはしっかりと補充されてましたので酒飲みでも安心。連泊の方は毎日楽しめます!安いホテルとは思いませんが、それでもかなりの企業努力だと深く感心しました。

枕元のタブレットでは様々なリクエストをすることができました。変わったところではライティングデスクがあり・・・確かに低めのテーブルオンリーなので、仕事をする時には欲しくなりますね。

トイレは一般的なものですが、隣の収納に備え付けられた洗濯機が便利です。ビジネスホテルではたびたび見かけますが、シティホテルだと珍しい。リクエストすれば洗剤も用意して頂けるため、ジムの後に。

湯船は気持ち浅め。ラグジュアリーとライフスタイルの真ん中を攻めたデザイン。

バスソルトはヨルダン・死海の塩。

もう10年以上前になりますが、イスラエルで死海に入ったとき、塩分が強すぎてほんの10分入っただけで粘膜が大変なことになってしまいました。数日間にわたって苦しんだのも今はいい思い出です。

当然こちらのバスソルトはそんな心配はありません。いい具合に発汗し、気持ちのいいバスタイムとなりました。

洗面台は女優ミラー。

アメニティなのか試供品なのか、オルタナの化粧品がとても嬉しい。トラベル用の歯ブラシセットはお持ち帰りして、別の旅行の際、重宝しました。

部屋名を「246 SUITE TWIN」を謳っているとおり、青山通りが一望できるビュー。目線をあげると青山墓地のグリーンが見えます。春になるとより一層素敵な景色が広がるのかもしれません。

フォットネスジム

完全予約制のため、あらかじめタブレットより申し込みする必要がありました。こじんまりとしているので、利用が重なったら少し気を使うかもしれません。

夕食

ホテル内にはレストランが4箇所。オールデイダイニングの「THE BELCOMO」、和食居酒屋「SHIKAKU」、寿司「青山鮨かねさか」、そしてメインダイニングのイタリアン「ROSSI」。

まずはSHIKAKUへ。

手書きで魅力的なメニューの数々です。さすが青山、洒落ていて気になるものばかり。

3秒で生ビールを飲み干した後は、お気に入りの「にいだしぜんしゅ」。福島県のお酒で、やわらかな甘味が特徴的です。

お店の雰囲気はというと、少し気取った印象はありますが、とても開放的。オープンキッチンでチャキチャキ動く姿を見ていると飽きません。スタッフは若い方がほとんどですが、それを感じさせない気配りには安心感がありました。

ただ残念だったのが、カウンター席にこれでもかというくらい、客がギュウギュウです。端の席であれば問題ないかもしれませんが、角の席だと50cm先のお客さんの(ほぼ)横顔を見ながら食事をすることに。なんとなく視線のやり場に困りながら食事をしましたが、お互いに気を使っていての食事は気まずく・・。早々にお店を変えることにしました。

食事は美味しかったから、なおさら残念。空いていればおすすめできるお店です。

食事は2等分して出してくれるという気配りもあり・・

ごちそうさまでした。

SHIKAKU (外苑前/日本料理)
★★★☆☆3.44 ■四季折々の食材で織りなす味わい豊かなカウンター和食 ■予算(夜):¥8,000~¥9,999

気を取り直して向かったのは、19階にある「青山鮨かねさか」。銀座かねさかの青山店です。

SHIKAKUは元気でガヤガヤした雰囲気が特徴的なお店だったのと対照的に、静かな店構えにほっとします。いや、賑やかな雰囲気ももちろん好きです!

一応2軒目ということもあり、一番お得なコースを選択。器は柿右衛門かな。

小ぶりな江戸前鮨ということでパクパクと食べられて、2軒目にはバッチリでした。職人さんの接客も落ち着いており、場所と質を考えるととてもリーズナブル。最後にあおさのお味噌汁をいただき、お部屋に戻りました。

青山 鮨 かねさか (アオヤマ スシ カネサカ) - THE AOYAMA GRAND HOTEL/鮨 [一休.comレストラン]
THE AOYAMA GRAND HOTEL19階に店を構える【青山 鮨 かねさか】。職人技が光る名店の江戸前鮨。江戸前の伝統を重んじながらも柔軟性のある鮨の新たな魅力をご堪能ください。青山 鮨 かねさか/THE AOYAMA GRAND HOTELの予約は一休.com レストラン。
朝食

朝食は4Fのオールデイダイニング、THE BELCOMOの食事。

もちろんお店で食べることもできますし、スイートだから?インルームでも食べられるとのこと。いつも通りダラダラしたかったので、1泊目は部屋で食べることにしました。

食事は時間通り到着。

パートナーは中華粥と銀鱈の西京焼、自分はバベットステーキをチョイス。西京焼は定番の朝食メニューですが、赤身のステーキとはなかなか珍しい。食べてみると想像通りの味、朝食としてのステーキは思いの外元気が出てきます。

全体的なテイストは、エースホテルを彷彿とさせます。一方で前菜の盛り合わせ(スモークサーモンやチーズ)、ヨーグルトは極めてプレーンな印象。銀鱈も同様で、個人的にはちょっと物足りない感じがしてしまいました。

2日目はTHE BELCOMOのお店にて朝食を頂きました。気持ちのいい季節だったので、前日にテラス席を予約。快く受け付けて下さいました。

今日は、モーニングプレートをチョイス。卵料理はオムレツ・目玉焼き・スクランブルエッグから選べます。予想していた通りシンプルなプレート。でも・・・素材や調理のこだわりなどがなぜか感じません・・。朝食付きのプランなのでいくらか安かったはずですが、これで通常4,000円近くなのは強気だなという感想でした。

ホテルの路線からして洗練された食事という方向ではないでしょうから、エースホテルのような、「らしさ」のあるメニューに、そして温度を感じられるものにした方がいいように思います。

なんて色々と思うところはありましたが、青山ならではの時代性と地域性を世界に発信するホテルとして、益々の注目を集めるホテルなのは間違いありません。そしてそのポテンシャルがあるホテルなので、今後も期待大です!

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夏の旅行が最大10%OFF!ポイントアップキャンペーン THE AOYAMA GRAND HOTEL 旧ベルコモンズ跡地に佇む青山の新たなランドマークホテル