オテル・ドゥ・クリヨン・ローズウッドホテルの朝食

ホテルステイ

普段はほとんど朝食を食べる習慣がないのですが、良いホテルに宿泊する滞在する際はそのホテルの朝食が気になります。大概、前日の夜に満腹食べてしまいスキップしてしまうことも多いのですが、クリヨンではしっかり頂きました。

1日目

クリヨンの朝食は、ビュッフェ方式ではなく、いわゆるオーダーバイキングです。ただ、それだけではなく、軽いペストリーやフルーツ、ヨーグルトなどはカウンターにあるので、そちらからピックすることができます。
卵料理はエッグベネディクトをチョイス(自分で作れないので人に作ってもらいたい!)。

付け合わせにマッシュルーム、ホウレンソウなどをオーダーしてみたところ、それぞれ別の容器に入ってサーブされてきました。私は大食いな方ですが、これがまた結構な分量でして、小食な方だとすぐにおなか一杯になってしまうと思います。

この中で特に気に入ったのはスモークサーモンです。しっかりした厚みに、塩加減が非常に丁度よく、個人的には今まで食べたことのある朝食サーモンの中で、トップレベルです!(他に印象に残ったのは上海のアマンヤンユン、ARVAの朝食で食べたもの)

また、メニューには無かったように思いますが、フレッシュジュースがシンプルかつ洗練された味で、とても良い印象に残りました。

2日目

この日は珍しいメニューに惹かれ、クロロフィルのオムレツをチョイス。名前からして緑色?でも、緑色のオムレツなんてまさか、と思い待っていると・・・想像以上に緑色をしたオムレツがサーブされました(笑)

クロロフィルの風味を感じる・・・なんてわけでもなく、美味しい!オムレツでした。これで多少健康になれればいいのですが・・・。オムレツ自体、とても良かったです。流行りのトロトロしたものもよいですが、クラシックなふわふわしたものが一番美味しく感じます。

サイドには、昨日とても気に入ったスモークサーモンもオーダー。連続して食べても大満足な美味しさでプリプリでした。

3日目

最終日はゆで卵をチョイスです。普段はあえて選ぶことはないのですが、他のテーブルに運ばれているのをみて選ぶことにしました。

卵の殻の上から1cmほどを切って下さったものだったのです!こんなゆで卵を朝食で出すホテルは、なかなか珍しいですね!パンも食べやすくスティック状にしたものを添えられており、黄身と絡めて美味しく頂きました。ワンオーダーで2つの卵が出てきました。一つのお皿にまとめたりはしないのかな?

ここのスタッフはとても感じが良く、キビキビ働いていて気持ちいいです。カトラリーやお皿もあっという間に交換してくれ、全てのお料理を気持ちよく頂けました。

クリヨンのフレンチトースト

総じて満足だったクリヨンの朝食ですが、何より一番感動したのはフレンチトーストでした。フレンチトーストと言うと、前日から液に漬け込んで・・・と言うのが私のイメージするものですが、実際に運ばれてきたものは、全く違うものだったのです。

見た目だけでも、とても完成度の高い仕上がりなのが分かって頂けると思います!カラメルでカリカリにトーストされたものは初めて頂きました。外側はサクサクを通り越しザクザクとした食感。中は柔らかく、かつしっかりと味が行き渡っており、「絶品」と言う言葉が相応しいです。甘党な人はより一層の満足度を得られるのは間違いありません。

少し大変だったのは、外側の部分がほとんど飴のようになっているので、お皿とくっついてしまい、ナイフで切る時に少し苦労することです。楽しみながらも私が苦労しながら切っていると、スタッフの方が「フレンチトーストはいつもこうなっちゃうのよ」と笑っていました。

パリで美味しいフレンチトーストを食べたいと思っている方に、ぜひオススメしたいフレンチトーストです。こちらの朝食は、宿泊客じゃなくても食事ができるので、ぜひ一度行ってみることをオススメします!