最近都内のホテル価格の上昇がすごい。都内の高価格帯ホテルの客室単価の上昇率はニューヨークを上回ったとか。コロナ禍前より3割高くなっているそうです。
「自粛生活が終わり普通の世の中に戻って欲しい」とは誰もが思っていたでしょうが、ホテルステイが趣味の方にとっては「コロナ禍のほうが・・・」になってしまうのかも。今週末はホテルステイしよっか〜なんて気軽に考えられる時代はしばらく来ないのでしょうか。
この上昇は東京や京都(高級ホテルは少ないけど札幌とかも?)のみで顕著なようで、神奈川(横浜・箱根など)や大阪は案外リーズナブルなまま。特に一泊二食付きのホテルや旅館はお値打ち感があります。ということで今回やってきたのは箱根・強羅。
奇跡的に人のいない写真ですが、超繁忙期のタイミングのため続々とゲストが。よく冷えたお茶とのりせんべいを頂きチェックイン。
お部屋は清潔で温かみを感じられる雰囲気。客室は広々としていていい感じです。ラグジュアリーではありませんが、親を連れてくるのにちょうど良さそうなイメージというと伝わりますかね。
リビングスペースも広いので家族で来ての団欒が捗りそうです。
箱根といえば、の自然が広がります。この日は雨。雨に打たれた自然は生き生きとして見えますね。
ベッドとソファースペースは棚で区切られていて、アメニティは巾着袋に格納。このまま大風呂へどうぞ、ということですかね。
左側の筒のようなものはスピーカー、右側のスプレーは高機能除菌水を生成できるスプレーというものらしいです。あまりよくわかりません。ナノケアもありました!
電子香炉が個人的に気に入りました。自宅にはいらないけど、旅先であったら試したくなるちょうどいいやつです。観光中に香ってきそうな匂いなのもまた楽しい。
KARAKU仕様のお茶は、マルモ森商店製。
コーヒーはカプセルではなくセルフドリップ。
冷蔵庫にはお水と、みかんジュース「飲むみかん」。和歌山産。
アメニティは特に変わったものはありませんが、タオルヒーターがあったのでこれからの季節によさそうです。アートビオトープぶりに見かけました。樹脂製のカップに、ソープディスペンサーからは大衆ホテル感がでています。
お風呂からの景色は素晴らしいですね!湯船に浸かっていても、自然を堪能できます。風がふくたび木々が会話しているような自然音が、心地よい。
フェンスが木製ではなくガラス張り、上部の手すり部分の薄いステンレスなので視覚的な透明度が維持できています。
超繁忙期タイミングだったからか、お持ち帰り用のお土産が容易されていました。
お部屋のお茶請けは、豆菓子。
玄関には腰掛があるのはファミリーへの気配りですね。腰掛ではなく物置としても、かなり重宝しました。大浴場帰りの荷物をバッと置いたり。
お部屋で休んだ後は、大風呂へ。途中、ラウンジがあるということで寄ってみました。
ソファ席が中心のラウンジ、座り心地も良いので長居しちゃいそう。
外にはカウンターソファがあるあるので、木々を眺めながらアペリティフを・・・なんてこともできちゃいます。
どれにしようかなとお酒を見ていると、スタッフの方が気にかけてくれ注いでくださいました。白赤スパークリング、自分で注げるビールサーバーもあります。フードの種類は多くないですが、量がちょうどよく、どれも美味しく頂きました。お酒に特別感はありませんが、こんなものかなと・・。
大浴場の画像は、ホームページから拝借。
日替わりで浴場が変わりましたが、どちらも充分な広さに清潔感があり、楽しめました。脱衣場のアメニティはバルクオムでちょっと意外なかんじ。
お風呂あがりは浴衣でダイニングへ。
佳ら久のレストランは2か所。和食ダイニングの「六つ喜(むつき)」と鉄板焼きが頂ける「十邑(とむら)」。今回は六つ喜(むつき)で頂くことにしました。1泊2食の基本プランです。
お風呂あがりはこれでしょ、ということで生ビール。温泉入った後に浴衣で生ビール・・・思い出しただけで最高の気分が蘇ってきます!
お料理も品目、味ともまあまあ・・・という印象で、写真を撮ってないと何を食べたか忘れてしまいます。料理が売りの最高級旅館というわけではないでしょうし、大きな会社の運営なので、これはこれで悪くないと思います。とはいえもう少し食べたかったので、上の写真の天ぷらはアラカルトで注文しました。
早くに起きて部屋の露天風呂。あいにくの雨ですが、旅館に泊まるときは雨も悪くない。
朝食についても、前の晩と似たような印象です。使ったお箸をお土産に持ち帰らせてくれたのは何気に嬉しかったです。自宅のお箸がちょうど痛んでいたのでラッキー。
最後に大浴場で温泉を楽しむとあっという間にチェックアウト。お土産に梅干しをいただきました。
今回の予約は一休経由です!
お部屋や宿泊料等は↓から確認頂けます。
なんだかんだ言いましたが、とても新しく清潔な旅館ですし、オリックスが運営しているということで安心感のある宿でした。プライバシー感もあるためおこもりを目的にするのもいいかもしれませんが、個人的には親孝行するのに丁度良さそうな印象です。
ぜひぜひそんな旅行の候補にしてみてください。