ロク京都(ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts)デラックスツイン 宿泊記

ホテルステイ

ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」のホテルが、2021年9月16日に京都・洛北に開業。アジア太平洋地域で初めてのLXRホテル。

京都の奥座敷と呼ばれる洛北に位置し、世界遺産の金閣寺や大徳寺にも近い場所にあります。鷹峯三山の自然環境を活かしたリゾートづくりが特徴。約7,000坪の敷地に114室の客室を備え、屋外にサーマルプールも設置されている大規模ホテル。

個人的にヒルトンとはあまり縁がなく、中学生の時にサンフランシスコで泊まって以来(だと思う)。そして今回は、そのヒルトンの最高級ブランドへの滞在。それにしても20年以上前とは恐ろしい。

※こちらのブログは少し前の宿泊なため、現在とアメニティ等変わっている点もあります。

チェックインは夜。食事を終えタクシーで向かいましたが、お出迎えがなく・・・。タクシーから降りてゴソゴソしていると慌てて出てきましたが、ちょっと残念なスタートです。

水盤に光が反射し、ロマンチックな風景を楽しみながらお部屋へ。今回宿泊するのは、最もリーズナブルな部屋・デラックスツイン。

【ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts】の空室状況を確認する
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts アジア初進出。ヒルトン最高級ブランドホテルで、知られざる京都の奥深い魅力に浸る

ラグジュアリーホテルだけれど、尖った雰囲気はなく、明るい木目調をベースにリラックスした印象。なんとなく、アマンをより軽やかにしたような。

鳥獣戯画のお散歩バッグ。気に入れば購入可能。2,000円ほど。

陶器のボールは最近色々なホテルで見かける。

歯ブラシは、竹製。

英国のナチュラルコスメ、VOTARY。ヴィーガンかつクルーエルフリー。

※現在はディスペンサーボトル

高級感はあるが、ディスペンサーの方が個人的には好ましい。余って置いて帰るのももったいないし、持って帰って容器を捨てるのにも若干の罪悪感を感じる。

ウェルカムフルーツとして、シャインマスカットに金柑。何気に金柑とは珍しいし嬉しかった。サイズ感もシャインマスカットと似ていてかわいい。自分はマスカットを買うことはあっても、金柑を買うことはそうそうない。

部屋についたころは、すでにターンダウン後。ボディローションが置かれてた。気前の良いボリューム。

おやすみなさい。

窓ガラスは、下部にスモークがかかっている。ベッドに寝そべることを想定して、外からの景観とプライバシーのためだと思うが、個人的には無い方が好き。

翌朝は、小雨。特に予定のない日だと、雨も悪く感じない。もちろん晴れの方が嬉しいけれど。奥の方からは温泉でも湧いているのかと思うような湯気がモクモクと。

奥に見える建屋は、朝食会場であるレストランTENJIN。

卵料理などからメインを選び、あとはビュッフェを楽しむ、ハーフビュッフェスタイル。メインはモーニングリブステーキをチョイス。ステーキは追加料金が必要。

一見華やかなビュッフェの品数はあまり多くないものの、調味料がたくさんあったので、それで変化を楽しむのが良さそう。

絵に描いたような網目のステーキ。美味しかったし、食欲をそそるけれど、あまりにペラペラでこれをステーキと呼ぶのはいただけないような。朝だからこれくらいで良いという方もいるのかもしれないが、7,000円の朝食内容としては厳しい。。。回転率をあげるために火が入りやすいお肉にしているということもあるんだろうけど。

ヒルトン系はほぼ初めて泊まるため知らなかったが、ヒルトンのクレジットカードを持つとかなり安価な維持費で朝食が無料になるようで、朝食の内容に納得。基本的に会員へ向けたサービス朝食という扱いなのだと感じた。もし無料なら全く不満はない。逆に、有償だと他の選択肢を検討したくなるかな。とはいえ、ふらっと食べに出かけられるような立地ではないのだけれど。

TENJINのディナー、シェフズテーブルが気になっていたが、急に気持ちが萎んでしまい外で食べることにした。

ロク京都は施設が充実していて、その点ではとても楽しめた。

モダンにつくられたティーハウスはリラックスした空間。いろんな意味で程よくて寛げる。読書したら捗ること間違いなし。お気に入り。

廊下にあった木版のアートワークがとても素敵だった。

腹ごなしのためにプールへ。土日祝は要予約です。

SUNDARIとかいて「スンダリ」と読むそう。象のロゴから南アジアのコスメと思いきや、ニューヨーク発らしい。安直な発想をしてしまった。サンスクリット語で、「美しい女性」。

やはり軽めのアマンっぽさを感じるような。真冬ですが、着替えを済ませウキウキでプールへ。

プールからモクモクと湯気が出ている。そう、ロク京都の紹介で欠かせないのはサーマルプールの存在。ホテルの名前を聞いてプールを連想する人は多いのではないだろうか。

中年男性が独り占め。良い気分。

お風呂ほどの水温はないものの、じっと浸かっていたくなるくらいの温度感。しっかり浸かると、真冬でもチェアで湯ざましできるくらいには温まる。

はっきりと覚えてないけど、クィアアイのタンが、日本に来ていた時にロク京都のインスタをあげていたような。番組内では水原希子とアマン東京で撮影してたけど、プレイベートはヒルトン派なのだろうか。

みかんの木がかわいい。もぎ取られたあとが散見されるのは子供の悪戯だろうか。

ちなみにプールチェアのすぐ後ろには客室あり。プールサイドデラックスというカテゴリで、その名の通りプールへのアクセスが抜群に良いのだが、部屋のすぐそばに他のゲストが絶えず居るのは落ち着かないような・・・少しお高めだけど、ファミリーにオススメのカテゴリなのだろう。

サウナもありまっせ。

相方は、シューズを借りてフィットネスに勤しんでた。良い時間になったので、夜ご飯へ。料亭を何軒かあたってみたけれど、どこも予約で一杯とのこと。当日だと当然そうだよなと思いながら、しょうざんリゾート内「鳥料理と和食 わかどり」へ。

同じ敷地内なので、ものの5分ほどで到着。カジュアルで親しみやすい雰囲気の居酒屋でした。次々と予約客が来店していたので、予約必須。とてもリーズナブルなお店でした。

2泊のロク京都滞在中、何が一番素晴らしいかと問われると、日暮れ後の美しさかもしれない。建物から溢れる明かりが水盤に反射したその風景は、真冬にも関わらず暖かさを感じる。そして月の明かりがロマンティックさをこれでもかと加速させている。

サーマルプールは21時までの営業。早めの夕食だったのでナイトプールを楽しむこともできたが、満腹中枢がプールへ向かうことを許してくれず、部屋へ直行。

おやすみなさい。

翌朝はステーキ・・・・ではなく、手堅くオムレツ。骨つきソーセージはテンションがあがる。

ヒルトンの会員ではないので、いつも通り一休.comからの予約。京都のラグジュアリーホテルは一泊20万円が当たり前になってきたが、こちらは日にちを選べば10万円を切る日もあったりと、なかなかお値打ちかも。

【ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts】の空室状況を確認する
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts アジア初進出。ヒルトン最高級ブランドホテルで、知られざる京都の奥深い魅力に浸る

所々気になる点はありつつも、インテリアや設備、周辺環境はなかなか侮れないロク京都。京都における5つ星ホテルの中では比較的手が届きやすいことから、有力な選択肢になりそう。

お世話になりました。