日本航空 JL033便 JAL SKY SUITE Ⅲ ビジネスクラス搭乗記(羽田~バンコク)

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2023年9月、日本航空のビジネスクラスに搭乗しました。

今回は羽田空港からバンコク行きのJL033便。深夜0:45発のフライトですが仕事も終わり少し早めに到着しました。

復路のバンコク発〜羽田行のJL034便についてもよろしければご覧ください↓

21時30分頃と遅めの時間にも関わらず、空港はたくさんの人で賑わっています。JAL便はFカウンター。チェックインに向かいます。普段JALに乗ることがあまり無いので、楽しみにしていました。

エコノミー含めそこまで混雑した様子ではなく、ビジネスクラスのチェックインカウンターはほぼ待ち無しでした。

今回の最終目的地は、ラオス・ルアンパバーン。JALでバンコクに行き、バンコクエアウェイズでラオス・ルアンパバーンに飛ぶ予定。

バンコクエアウェイズはJALと提携していますので、スルーでの荷物チェックインをお願いします。すると、「JALとバンコクエアウェイズは提携していないので出来ません」と言われ唖然。確かに別切りチケット、通しでチェックインできるか心配だったので、事前にJALに確認して対応可能、しかも乗り継ぎ情報まで登録してもらったんだけどな・・・。まさかの提携していないと断言されたときには苦笑いするしかありませんでした。。

結局バンコクで入国し、ピックアップすることに。システム上本当に出来ないのか、ただ情報共有がされていないのかはわかりませんが、後者だとすると日本語が通じやすい以外は日系に搭乗する理由もなくなりますね。問い合わせ窓口と話が食い違っているのも残念でした。

ちなみに、復路ルアンパバーンのバンコクエアウェイズカウンターでは当たり前のように、日本までのスルーバゲージをチェックインできて拍子抜けです。

出鼻を挫かれまして・・・

ファーストクラスおよびビジネスクラスの搭乗客は、保安検査場への優先レーンを利用できます。航空会社の上級会員ステータスは適用範囲外ですし、ファースト・ビジネスに関しても搭乗客本人のみとなかなか厳格な運用。

SNSで「羽田空港の混雑がヤバい!」という投稿を何度か目にしていたこともあり、スムーズな出国ができるかちょっと心配でしたが、この時間帯は通常レーン含め混雑はありませんでした。むしろ、ガラガラです。

出国までスムーズに完了しまして、ラウンジへ。

羽田空港のJALラウンジは2種類、ファーストクラスラウンジとサクララウンジ。前者はただのビジネスクラス搭乗客は入場できないので、サクララウンジへ。

サクララウンジへ入るのははじめて。ANAラウンジのインテリアはシックなトーンですが、こちらはより落ち着いた温かみを感じる色調。ANAよりJALラウンジの方が好みだな〜。4Fと5Fに分かれていますが、シャワーがあるのは4Fのみ。受付でシャワーの順番待ちを済ませ、ラウンジ内を散策してみます。ちなみに3時間前の羽田空港到着、スムーズなチェックインと出国後の予約ですが、1時間半くらいで呼び出しされました。日によるのでしょうが2時間前空港着だと厳しいかもしれません。

はじめて使いましたが、ボタン一つでワインや日本酒が注げるこのマシン、素晴らしいですね。手で注ぐとなるとどうしてもボトル側から中身が垂れてしまうことが多いので、ラウンジ側からしても清掃の手間が省けて良いんでしょう。

食事はモバイルオーダー。無料なのでこんなものだと思います。みるみるうちにお客さんが増えてきて、ラウンジというより食堂の雰囲気が増してきました。

定刻に搭乗開始。ノンステータスのビジネスクラスは、グループ2で搭乗。あまりJALに乗る機会がないのですが、搭乗客に占める日本人率があまりに高くて驚きました。バンコク行きという路線も関係しているのでしょう。

バンコク行きJL033便は、JAL SKY SUITE Ⅲ。

今回はパートナーと2人の旅行のため、中央席を選択。個室さながらのプライベート性を確保するため、かなり囲われている感があります。もう少し開放的な雰囲気の方が空間が広くなっていいような。もちろんシートはフルフラットなので、夜行便でもリラックスして横になることができます。

座席に予めセットされているのは、枕・ヘッドフォン・スリッパにブランケット、そして巾着袋に入ったアメニティセット。

自分の中では、日本のナショナルフラッグキャリアはJALだと思っています。(普段はスタアラ便の利用が多いですしそれゆえANA贔屓ですが)。

ということである程度期待値高めだったのですが、どれもペラペラで寂しい気持ちになりました・・。コストを下げたいのが透けて見えます。パートナーはブランケットをブランケットと認識しておらず、もう一枚頼んでおりました。

深夜だからか、もしくは路線が理由なのかはわかりませんが、ウェルカムドリンクサービスは無しです。

JAL HPから拝借しましたが、プレエコ以上で機内の半分近くを占めているんですね。日系なので出張需要が高そうですが、外資系も同じくらいの比率なのでしょうか?CAさんは四六時中忙しそうに動き回っていて大変そうです。

深夜便なので搭乗後は軽食、到着前に朝食がでてきました。軽食はクリームチーズペンネ、エビマヨ、サラミとオリーブ。ドリンクはシャンパン。デュヴァル・ルロワのレゼルヴですが、これは間違いないですね。

JALは「空の上のレストラン」をコンセプトに、今までの枠を超えて、最上の機内食をお届けします。と「スカイオーベルジュ BEDD(ベッド)」を展開しているようですが、バンコクの深夜便は対象外のようです。

ボタンでフルフラットに。マックスに倒すと、フルフラットというよりも190度くらいになる感覚です。ちょっと角度つけたほうが寝やすい。

搭乗前にシャワーも浴びましたし寝ようと試みたのですが、イマイチこのシートが合わずあまり眠れませんでした。うつらうつらとしていると、朝食の時間がやってきます。

和洋と選べますが和を選択。軽食事とは異なり、テーブルクロスを敷いてくださいました。鱈の煮付けをメインに小鉢が並びますが、寝起きだからかどれも印象に残らず・・。BEDDであれば違うのでしょうか。飛行機に乗ることを体験して楽しむのであれば、昼便に乗るべきだと学びました。

小市民の自分にとっては、JALのビジネスクラスは憧れで特別なものという認識でしたが、実際にはちょっと快適な移動という感想でシートを倒せること以外は印象に残りませんでした。会社の経費で乗るなら感想は違うのかも。CAさんもエコノミーと変わらず忙しない様子です。逆に言うと価格差がそれなりにあるのならエコノミークラスって本当にお得なんだなと気づかされました!そのくらいが私にはちょうどいいのかもしれません。

復路のバンコク発〜羽田行のJL034便についてもよろしければご覧ください↓