バリ・デンパサール空港から成田へ向かうGA990便が出発するのは、深夜0時を過ぎてから。チェックインはその2時間前。日本へ帰国する人で溢れていた。
ガルーダインドネシア航空はスカイチームに加盟しているが、個別にANAと提携している。ということでANAとの共同運航便かつゴールド以上であれば、優先レーンやラウンジが利用できる。
チェックインを済ませ免税店をぶらついた後、ビジネスクラスラウンジへ。
夜間はフライトが重なっているのか、人でごった返すラウンジ内。座席を探すのも一苦労・・・人が多く写真は撮らなかったが、リラックスをして食事をする気分にはならず。ホットミールや調理をしているシェフも居て、入室した頃はパスタを作っていた。
バスルームはあまり整った空間ではなく、どうしようか悩んだが、夜行便なのでシャワーを浴びた。タオルはクリーニングスタッフに声を掛けたら借りられる。素敵な笑顔のスタッフ。
搭乗すると、ビジネスクラスは見渡す限り満席っぽい。ド平日の出発だったので意外だったが、エコノミーからビジネスクラスアップグレードへビッド出来るので、埋まりやすいのだろう。
座席は1A。液晶は出し入れが必要だが、深夜便ではまず見ないので問題はない。最近はスマホでNetflixを観ることが多くなり液晶が必要のない時代になってきたというのは航空会社にとっても面白い変化だと思う。搭乗経験こそないが、ZIP AIRなどは合理的で素晴らしいと思う。
デンパサール路線に導入されている機材は2024年現在、年季が入っているのは残念なところ。座席はもちろんフルフラットになり快適な一方、プライベート感には欠けている。今回はパートナーとの2人旅、個室感は必ずしも必要ないが、一人旅だと座席指定に拘りたい。
座席には食事のメニューリストとアメニティポーチ。特にこれといって高級感はない。機内を快適に過ごすためのアイテムが入っていればそれでオッケー。
歯ブラシや耳栓、クシなど定番アイテムはもちろんボディローションやリップバームが入っていた。フェイスミストは機内アメニティとしては少し珍しいかも。Anargya mustika ratu というインドネシアを代表する化粧品メーカーらしい。
ポーチの模様とお揃いのスリッパ。
ウェルカムシャンパンはアンリオ(Henriot Brut)。
深夜便なので機内食が提供されるのは朝。それまではライトミールがリクエスト可。貧乏性なので何か頂こうとチキンワンタンスープをオーダー。機内なので様々な制限があると思うけれど、とにかくぬるい。。ガルーダはシェフが搭乗してるとかなんとか聞いたことがあるけど、、、。
他にはカレーやナチョス、サテのオプションがあった。
お腹が軽く満たされたのでぐっすりと就寝。
朝が近づきオレンジジュースが提供された。機内で飲むオレンジジュースはなぜか美味しい。
朝食は和食をチョイス。特別感はなく、エコノミーの食事を綺麗に並べただけのような・・・ライトミールに続き、汁物があまりにぬるいのが残念。
パートナーは洋食をオーダー。2回に分けてサーブされるコース仕立てになっている。最初はフルーツにシリアル、パン。
その後、メインが供された。可もなく不可もなくという感想だったが、目玉焼きの形が綺麗。卵料理は調理方法が選べるので、きっと卵料理専門のシェフが乗っているのだろう。
窓の外に目を遣ると房総半島が見えてきた。
これにて楽しいバリ島の旅行は終わり、涙を拭いながら仕事に向かったのだった。