オテル・ドゥ・クリヨン・ローズウッドホテル宿泊記 Part2

ホテルステイ
この記事は上のリンクの続きです。
フィットネスエリア

フィットネスエリアは地下1階にあります。部屋のカードキーをかざせば専用エリアに入ることが出来ます。また、1階のスパエリアとも繋がっていますので、そちらからでもアクセス可能です。

休憩スペース等を通り、更衣室へ。扉がたくさんありますが、何の部屋かの表示が無いので、辿り着くまでに少々てこずりました。更衣室も、男女の別が書かれていないので、注意です。最初はスパ経由で、案内して貰ったほうが良いと思います。

途中、2箇所ほどこのようなバーがあります。ドライフルーツもあり、運動して小腹が空いた時にはありがたいです。

更衣室

デザイン性が秀逸なロッカーです。形が個性的でとても可愛い。あまり容量は大きくありませんが、部屋から着替えて利用したので問題ありません。プールを利用した人向けに、脱水機もありました。よくある日本の脱水機はボタン押している限りずっと回り続けますが、この脱水機は時間が経つと自動停止するもので、とても便利でした。

こじんまりとしていながらも、高級感のあるシンクがあります。また、部屋のものとは異なりますが、一通りのアメニティも用意されていました。

更衣室内のお手洗いとシャワーエリアは、十分すぎる広さです。湯量もしっかりありました。が、2日目にシャワーを浴びると排水が悪かったのは残念でした。排水は床の割れ目のような所からされるのですが、これだけ小さいとすぐに詰まってしまい掃除が大変そうです。

ハマム

実は、フィットネスエリアには「ハマム」の表示がありました。滞在中は工事をしており、我々がチェックアウトする翌日には完成とのこと。とても残念なタイミングでしたが、ぜひまたの機械に利用出来たらな、と思います。

ジムエリア

ジムエリアはこじんまりしており、有酸素の器具がメインです。私はトレーニングが苦手なので問題ないのですが、重量系のトレーニングを好む方は少し物足りないかもしれません。

もちろん、冷蔵庫にお水が用意されている他、各器具にはタオルとお水が用意されていました。

また、こちらにも部屋と同じ、革張りのエスプレッソマシンがあります。個人的には運動しながら温かいコーヒーを飲む気にはなりませんが、クリヨンに泊まるような方はコーヒーを飲みながらフィットネスをするのでしょうか。なんとも優雅で良いですね!

有酸素マシンに接続する用のヘッドフォンもあります。備品として、イヤホンではなくヘッドフォンを用意するというのは、さすがです。

YouTubeを観ながら少し運動をサイクリングをしましたが、慣れない事をするとすぐに飽きてしまいます!というより、早くプールエリアに行きたい気持ちが高まり、15分ほどで切り上げてプールに移動しました。

プールエリア

いわゆる一流ホテルに滞在する際には色々な期待をしてしまうものだと思います。サービス、レストラン、楽しみは色々とありますが、私が楽しみにしているのがプールです!予約の際からキラキラした写真を見ていましたが、あくまでもプロの撮影した写真ですし、もちろん修正も入っているでしょう。実際に見るともう少し地味なのかな、と思っていました。

・・・実物は、写真で見る以上にキラキラしたプールでした!ゴージャスと形容するのが良いかもしれません。長さこそ15メートルほどでしょうか、短いかもしれませんが、ここまで贅沢だと感じるプールは初めてです。派手なのですが、それが嫌らしくなく、上質な雰囲気でまとまっています。写真には写っていませんが、手前の部分には横になれる長いベンチもあります。

プールの底は貝殻でしょうか。螺鈿のように隙間なく敷き詰められており、泳いでいる間中視界に輝きます。また、上はガラス張りになっており、部屋から見えたパティオに繋がっています。スパエリアは3度利用しましたが、あまり利用者が多くなく、貸切の時間が多かったです。尤もあまり広いスペースではないので、次のお客さんが来たらある程度譲った方が良いのかもしれません。

コンコルド広場の地下にこのような豪華なプールがあり、とても静かに、そしてゆったりと泳げるというのは言うまでもなく、夢のような気分です!とても良い思い出になりました。
1時間程泳いだので、少し休憩して部屋に戻ろうとベンチにもたれ掛かっていると、先ほど忙しそうに仕事をしていたフィットネスエリアのスタッフが入ってきました。そして手には何かを持っています。

なんと温かい紅茶でした!「プールで泳いだあとは体が冷えるから、温かいものを飲んでね」とのこと。泳ぎ終わるタイミングを見計らって持って来てくれたのでしょうか、アマンならぬクリヨンマジックですね!

予期しない心遣いはとても嬉しく、心身ともに温かい気持ちで部屋に戻り、大満足でホテルを後にしたのでした。