オテル・ドゥ・クリヨン・ローズウッドホテル宿泊記 Part1

ホテルステイ

2019年の9月にフランスはパリを訪れました。あまりヨーロッパには縁がなく、かれこれ8年ぶりの渡欧です。今回泊まったホテルはコンコルド広場に面したパラスホテル、オテルドゥクリヨンです。

こちらのホテルは4年間の改修工事を終え、2017年に営業を再開。何と2億ユーロ(!)を費やしてリニューアルした建物は世界中のVIPが泊まりに来るとか。私にとって身分不相応ですが、とても素晴らしい経験でした。家庭画報の特集のとおり、素晴らしいホテル。

現地時間の夕方頃、シャルル・ド・ゴール空港からUberでホテルに向かいます。ハイヤーを選択したため、快適なドライブでホテルに到着です。ドライバーさんはアルジェリアの方でした。

受付の中から撮影。

エントランスを入り、左手にレセプションがあります。フロントにも重厚な扉があり、落ち着いた空間で座ってチェックインができるようになっています。

私にとっては初めてのパリ、そしてそのパリの中でも憧れていたクリヨンでのチェックインですから、落ち着いてチェックインができるわけはなく、ただのチェックインですがとても緊張しました。
その際スタッフの方が使用していたPCがとても高級感のあるゴールドで、とてもかっこよかった!

手続き自体はパスポートを提示しデポジット登録をするくらいで、あっというまに完了。チェックインを済ますと、笑顔の素敵なバトラーさんが挨拶に来てくださり、そのままホテル内の説明をしながら部屋まで案内して下さいました。

部屋

今回はスイートを除いたゲストルームの真ん中のカテゴリ、Premier roomの予約です。

お部屋を開けて頂き、部屋に入るとビックリ!バルーンがたくさん浮かんでいます。ソファの側のテーブルには、ネクタリンが。

そしてテーブルの上にはローランペリエのロゼ、そして大きなケーキ。

実は今回の宿泊は、パートナーのお祝いを兼ねていました。ホテルからのお気遣いで気を利かして頂けたようですが、ここまでして頂けるなんて。。。

バトラーさんがシャンパンを注いでくださり、乾杯です。また、一緒に頂いたケーキはピンク色のベリーのケーキ。シャンパンと合わせてピンク色でコーディネートしてくれたのでしょう、とても華やかな雰囲気を感じました。お味は見た目と違い、とても甘さが控えめで飽きがこない!チップと言えないくらい、チップをはずんだ事は言うまでもありません。

手書きのウェルカムレターもありました。2通あり、片方が日本人のスタッフの方からのものです。滞在中、アジア人のスタッフは見かけなかったので、あまり表に出るポジションではないのかもしれませんが、なんとなく安心して滞在ができました。

一息ついたので、部屋を見て回ります。

収納スペースは部屋の広さの割には大きく確保されており、2人で3泊程度であれば十分でした、これが1週間以上となると、多少の窮屈さを感じるかもしれません。もちろんランドリーサービスもあります。

お部屋にある窓からはパティオが。ガラス張りの部分に見えるのはなんとプール。このプールが大変気に入ったので、別の記事で紹介したいと思います。

ミニバー
キラキラしたミニバー

部屋への入り口すぐ側にミニバーがあります。特筆するはこの革張りのネスプレッソマシン!初めて見ましたが、特注品なのでしょうか。ホテル内のショップでも販売してました。

お部屋のお水が瓶だと、とても贅沢な気分になります。冷蔵庫は引き出しになっているタイプ。あまり使い勝手が良いとは思えないのですが、省スペースのためでしょうか。ティーパックはお煎茶。日本人だとホッとできますね。

あまり見慣れないウイスキーやリキュール?も。昔から小さいものには何故か心を奪われがちです。

バスルーム

次はバスルームです。洗面台はダブルシンク、逆側にはバスタブそして独立したシャワーブース(もちろんレインシャワー付き)もあります。鏡の中にはテレビが埋め込まれており、お湯につかりながら放送を見ることができます。多言語対応でしたが、残念ながら日本語は非対応。

また、テレビを見るだけでなく、音楽も流すことが出来たのでジャズを楽しみました。音楽を消し忘れ、夜中目が覚めてトイレに行くときに聴こえてきたそれはなぜかとても心地よく感じたのでした。

バスアメニティ

アメニティはシャワーブースとシンクにあるコンパクトなボックスにそれぞれ配置されています。どこのブランドのものかなと確認すると・・・なんとBuly1803!代官山にもお店がありますが、これだけでもかなりのお値段だと思います。バスタブであわあわ風呂にしました。自然の香料だからか、優しく上品な香りでとてもリラックスでき旅の疲れが吹っ飛びます。パッケージのデザインも抜群で、帰国後早速購入しました。

歯ブラシはなかなか珍しい木製のもの。ビュリーの歯磨き粉もなかなか辛めで良かったのですが、それ以上に歯ブラシの木の香りがとても心地よく、印象に残りました。

次の記事に続きます。