ビーチクラブ
アマンルヤのビーチクラブは、メインのパビリオンから離れた場所にあります。もちろんお願いすればカートで乗せていって貰えますが、歩いて行くことにしました。他の宿泊客の方も、歩いている人が多い様子です。確かにホテルに滞在していると食べて寝て・・の繰り返しなので、良い運動のチャンスなのかもしれません。
コテージエリア内には、ビーチクラブの方向示す道しるべがありますので、その通りに歩いていきます。
道は一本道ですので、迷うことはありません。が、舗装されていない下のような道がしばらく続くので多少不安になります。
見慣れない草花をみながらの散歩なのであっという間です。やはり日本とは植生が違い、面白いですね。動物のフンなども多少あり、自然の中にお邪魔している気分で気持ち良かった。だいたい15分ほど歩いたでしょうか、ビーチクラブに到着です。
レストランスペースは大きく2箇所あります。椅子に座って食事ができるところと、地べたに座るソファエリア(上の写真の右側に写り込んでます)
色々な旅行サイトで見かけた、海に突き出しているサンデッキもありました!デッキの上にはたくさんのチェアが並べられており、パラソルもありませんのでエーゲ海の太陽を存分に感じることができます。もちろん汗はかきますが、湿度が高くないからか意外と暑くはないので気持ちいい時間です。
デッキに直接横たわる方もいました。ここではチェアに横にならなきゃいけないわけでもありません。気持ち良さそうです!
また、レストランエリアを左右から囲むようにして、たくさんのビーチチェアが並んでいます。かなり奥の方まであるので、端の方を選べばプライベートな雰囲気で時間を楽しむことができます。
個人的には、レストランエリアの近くのチェアを確保し、時々サンデッキに日光浴に行くのがオススメです。サンデッキの階段から海に入れますが、どうせなら飛び込んじゃいましょう!ということで何度か飛び込みましたが最高でした!すぐに深くなるので、泳ぐのが苦手な方はあまり遠くに行かない方が懸命です。
もちろん食事はビーチチェアでオーダーし、運んできてくれます。2回ほどビーチクラブで昼食を頂きました。簡易テーブルをセットし綺麗に並べて下さいます。ボドルムの長閑な海を眺め、波の音を聴きながらのランチは、筆舌に尽くし難い、贅沢な時間です。
メインレストランとは設備が違うようで、メニューも多少異なります。メインレストランで見かけたものをオーダーしようとしたら、運んでくるので時間がかかったり冷めちゃうけど大丈夫?と聞かれました。
ということでパスタやバーガー、トルコ風ピザのpideを頂きました。ボトルでお酒を頼むと、適宜注ぎに来てくれます。一瞬、自分が貴族にでもなったような気分になります(全くの勘違い!)
泳ぎ終えた後はシャワーも。トイレには潤沢にタオルがあり、快適なビーチクラブです。
夕方
夕方いい時間になると部屋の方に戻ります。帰りはカートで連れて帰ってもらいました。部屋に入るたび、何度も写真を撮ってしまう、素敵な空間です。どことなく柔らかさを感じる雰囲気です。
フルーツは絶えず用意されていますが、部屋に戻ったら枝付きの、みずみずしいフルーツが用意されていた時の嬉しさといったら!アマンマジックですね。
お庭のカバナで寛いでいるといい時間になったので、メインパビリオンへ向かいます。夕日が沈む空の色は、不思議とアマンルヤの優しいピンク色と同じ色をしています。
近くのにはバーラウンジがありますので、こちらで食前酒を。滞在中ずっとアルコールを摂取していましたが、社会復帰に不安が残ります。
広々とした風通しのいいラウンジで、沈みゆく夕日を眺めます。出発前日は、すでに寂しい気持ちでいっぱいでした。
バーベキューナイト
バーベキューは専用エリアで開催されています。お昼にこのボードを見たので、予約しなければ!と思いビーチクラブのスタッフに相談しましたが、「んー、予約しなくて大丈夫だよ」とのこと。実際行くとそこそこゲストはいましたが、確かに問題はありませんでした。
バーベキューは木曜日と日曜日限定で行われていて、食べ放題です。たくさんのトルコ料理や海鮮、お肉やパンチーズなど、何でもありました。もちろん自分でバーベキューする必要はないので、楽チンです。その一方で自分で焼いてみたい気持ちもありますが、郷に入りては郷に従えということで完全にお任せすることにします。
どのお料理、バーベキューを頂いてもとても美味しかった!のですが、特にエビがおおぶりのプリプリでおかわりをしました。エビが大好きなので、とても幸せな夜でした・・・。
出発の日、部屋のお庭からみた朝焼けはとても綺麗でした。
朝食
滞在中、朝食はたくさんの種類を頂きましたがどれもフレッシュなものが多く美味しかったです。その中でも、ポーチドエッグにヨーグルトとスパイスをかけたものが印象に残りました。(左下、新たな食事との出逢いという意味で)。美味しいという意味では、メネメンがとても気に入っています。
プールではフランス人のご婦人とお友達になりましたが、実はもう一人お友達ができました。
ルナちゃんです。到着した日の夜にレストランで出迎えてくれて、仲良くなったのですが、出発日の朝もレストランへお見送りの挨拶をしに来てくれました。とても人馴れしたいい子で、普段犬派の自分もメロメロです!冬季の休業中はご飯を食べれるのかな?と心配しましたが、その間もホテルにはメンテナンスの方がいるようで、ちゃんと面倒をみてもらえるようで安心しました。今日も元気に過ごしているのでしょうか、気になります。
チェックアウト
後ろ髪を引かれますが、いつまでも居られるわけでもありません。出発の支度を終えるとカートでレセプションへ移動です。支払いの手続きを終えるとスタッフに日本語で話しかけられ、びっくり!最終日にして、日本語ができるトルコ人スタッフがいることを知りました。大学で日本語を勉強したようです。
間も無く、エントランスに空港への車が用意されます。行きとは違う車でマイバッハでした。車に詳しくないので知りませんでしたが、メルセデスベンツの車なのですね!SATCの映画版で出てくる車だ、とテンションが上がりました。30分もかからず、あっという間にボドルム空港に到着。荷物をみると、アマンルヤのタグがつけられています。
アマンルヤでの滞在は4泊。多少長く思えますが、過ごしてみるとあっという間の滞在でした。できれば1週間ほど滞在したかったです。
もともと情報が少なく、あまり期待はしていなかったのですが、今まで宿泊した国内外のホテルで一番のお気に入りです。気になるところが全く無かった訳では無いのですが、それを補って余りあるサービスや空間で、いい思い出を作らせて頂きました。
また、戻って来られるといいな。