アマンルヤ(Amanruya)宿泊記 Part1

ホテルステイ

トルコには2年前に親戚の結婚式で訪れました。とても親切にしてもらい、観光では味わえないトルコの魅力を味わったのですが、次は旅行でトルコを訪れることに。

場所はエーゲ海に面した港湾都市、ボドルム 。そしてその場所にはアマンリゾートがあります。トルコ国内では美しい場所としてとても人気のある街のようですが、日本人にはいまいちピンと来ません。
インターネット上の旅行記も見つかるのはほとんど昔のものです。

また、ボドルム にあるアマンリゾート、アマンルヤ(Amanruya)についての情報も、あまり詳しいものは見つかりません。あまり期待しないほうがいいのかなと思いつつ、ボドルムに向かったのでした。

空港からの送迎

イスタンブール空港からターキッシュエアを利用して夕方頃ボドルム空港に到着です。空港からの送迎をお願いしていましたので、建物を出たところでアマンのスタッフが出迎えてくれます。

女性のスタッフだったのですが、ミニスカートに金髪と「ギャル」っぽい・・・アマンのイメージとは程遠かったのですが、お迎え担当の方だったようでその後お会いすることはありませんでした。

無事車に乗り、空港から出た所で進んだところでまた空港に引き返しています。スタッフが何かを忘れたようです。この時はトルコのアマンは大丈夫だろうか、ととても心配でした。

車内は赤の革張り、そして天井のライトもカラフルに変化する仕様のものです。派手を好むトルコらしい車でした。

30分ほどのドライブでホテルに到着しました。すでに外は真っ暗です。スタッフとジェネラルマネージャーが出迎えてくれました。レセプションを通り、お部屋まで案内して下さいます。夜なのではっきりとは見えない分、翌日の散策が楽しみです。

ホテルの玄関口から約5分ほど歩き、今回滞在する部屋に到着です。
今回、Pool Pavilion Partial Sea View の予約ですが、どの部屋も広さは変わりなく、形が違う程度のようです。

部屋に着くと心地よい音楽が出迎えてくれます。一瞬にしてとても気に入りました!部屋の中心には天蓋付きベッドがあります。天蓋付きのベッドは、ザンジバルで宿泊したバンガローぶりです。(いや、天蓋じゃなくて蚊帳だった。。。)

ベッドの手前のチェストのようなものにはテレビが格納されています。リモコンで試しに開け閉めをしてみましたが、それ以外には見ることはありませんでした。が、ポケットの中のものを置くのにとても便利で重宝しました。

ベッドやテーブルチェアの雰囲気は柔らかさを感じるもので、国際線のフライトの後ということも相まってとても落ち着けます。

また、お部屋にはウェルカムフルーツとウェルカムドリンクとしてロゼのワインが用意されていました!まだ気温は高く、雨が降った後なのかジメジメした日だったため、ワインクーラーでしっかりと冷えているのはとても嬉しい。でもやっぱり最初は炭酸だよね!ということですぐにワインリストを持ってきてもらい、トルコのローカルスパークリングをオーダーしました。

ワインリストにシャンパンの取り扱いはありましたが種類はとても少なかったです。モエなどのド定番で、関税が高いのでしょうか、値段もかなりの割高感がありました。

それに比べトルコのスパークリングは比較的割安、味もとても良かったので滞在中何度かオーダーしました。

2日目以降に持ち越しましたが、ウェルカムドリンクとして用意してくださったのは、UMURBEY(ウムルベイ)というトルコはトラキア地方のローカルワインです。日本ではあまりトルコワインを飲む機会がありませんが、美味しいですね。前回の渡トルコで購入したワインも、今回のワインもとても水準の高いものでした。近所のやまやでは購入できないのが残念です。。

ロクムも用意して頂いてましたが、こちらはイメージ通りのお味です。気になってもあまり自分では買おうと思わないので、こういう機会に食べられるのはありがたいです。

ベッドの奥には、ライティングデスクがあります。必要十分な物がそろっており、アマンルヤのポストカードもあったので記念に頂いて帰りました。また、デスクの左側にはルームサービスのメニューや各種ツアー、スパの価格表などが。
背面にはちょっとした棚と収納があります。部屋に入ったとき流れてきた音楽は、こちらにあるBOSEのスピーカーから流れてきたものでした。iPodの中には色んな音楽が入っており、またスピーカー自体もポータブルだったので外で寛ぎながら聴いたりできてとても便利です。毎日外でシャワーを浴びながら、またプールで泳ぎながら音楽を聴きました。

部屋の奥にはクローゼットやバスルームがありますが、ベッドルームとはカーテンで区切られています。シャワールームは独立しており、アメニティはオリジナルのもの。コンディショナーを使うと泡だったので慌ててボトルを見るとコンディショナーで間違いありませんでした。添加剤も少なそうな使用感で好みです!

バスタブはシャワーブースの逆側にあります。

部屋の入り口からは結構遠いので奥まった印象があります。バスタブに向かって右側にはブラインドがあるのですが、そちらを開けて入る湯船は格別でした。ただ一つ、アマンルヤのお部屋はブラインドが多用されているのですが、それが本当に重くて重くて・・・。体重の軽い方やあまり力のない女性だと、開け閉めは難しいかもしれません。

尤も、ルームクリーニングのタイミングで適切に開け閉めをしてくれるのですが、自分で調整したい場合は一苦労です。スタッフの方の苦労を感じます。

使用した後のタオル入れやゴミ箱はとても温かみがあり、素敵です。

もちろん洗面台はダブルシンク。その下にアメニティが収納された箱があります。

個人的には櫛が木でできた一見手作りな櫛が、可愛らしくて素敵でした。蚊除けもありますが特に使いませんでした。初日夜だけは湿気があったため蚊はいましたが、翌日からは天気も良く蚊に刺されることはありませんでした!

ベッドルームとシャワーエリアの間には、右手にミニバーと化粧台、左手にクローゼットがあります。

ミニバーの上にはいつでも食べれるようにドライフルーツ(あんずとデーツ?)があります。また、コンプリメンタリーのお水は瓶のもの。貧乏くさい感覚ですが、ルームクリーニングの方も捨てるのが大変だろうなと思いながらも贅沢感が増します。

冷蔵庫の中はジュースとお菓子がメインですが、トルコのエフェスビールもありました。ワインは無いため、ワインを飲む場合はルームサービスを頼む必要があります。我々はワインをよく飲むので、ハーフボトルでも部屋にワインがないのは少し残念です。

その他基本的なカップや、ネスプレッソもあります。原色でカラフルなカプセルのものは初めて見ました。コーヒーは毎度レストランやルームサービスで飲んだので試さなかったのですが、普通のネスプレッソとの違いが気になります。

ミニバーの逆側はクローゼットです。向かい合わせに2名分収納出来るようになっているのですが、少々狭い感じがします。2名同時に作業をするとお尻がぶつかってしまいます。ミニバーとクローゼットの間にオットマンのような引き出しソファー?があるので、必然的にそちらを使うことになります。チェックアウトの日に2人で片付けをする際も、少し作業がし辛かったです。

そして引き出しソファの中にはアマンルヤトートバッグがあります。こちらはビーチクラブやプールに行く時に重宝しました!生地もしっかりしていて使いやすいです。隣はドライヤーが入ってます。なぜここにドライヤー・・。

その後、食事をしにレストランに行って来ました。バーベキューナイトということでそちらのオファーをされましたが、あまりお腹が空いていませんでした。後日にすることにし、メインレストランでのディナーです。

ワインを飲みながら、ホタテのソテーやパスタ、フライドポテト、で軽く済ませます。デザートにトルコでは外せないお菓子、バクラヴァを頂きましたがとてもおいしかったです。今まで食べたことあるものは冷たいものでしたが、アマンでは温かいものを出すようです。アイスとのバランスが良く、またバクラヴァとしては比較的?甘さが抑え気味(でも随分甘いですが!)で、いいデザートになりました。

戻ってくると、ターンダウンはすでに終了しています。ということでベッドにはホテルからのプレゼントが。(アマンジャンキーの方にはおなじみですね!)

三十路男性ながらプレゼントに弱い私、ワクワクしながら開けると・・・

コーヒーカップでした!昔の人は、こんな派手なコーヒーカップでトルココーヒーを飲んでいたのでしょうか。なんともエキゾチックなデザインで、遠くに来たことを感じさせてくれます。

4泊したので、あと3回ほどプレゼントを頂戴しましたが、ターンダウン後に部屋に戻るのが毎回楽しみでした。その土地らしさを感じるプレゼントは、いい思い出、いいお土産になります。その後、街中や空港でも同じものを見かけ、お値段までわかってしましたが・・・(笑)

その後、部屋でお酒を飲みなおし、ご機嫌で就寝したのでした。