モダンで洗練されたホテルといえばパークハイアットを連想する方も多いでしょう。日本だと新宿と京都、そしてニセコにも新しくオープン。
国外にも相当な数のパークハイアットがあり、いつかは全拠点を・・・とも思いますがサラリーマンにとってそれは夢のまた夢。とりあえずは身近なところで上海旅行の際に宿泊してきました。
(コロナの流行前なので、タイムラグがあることをご了承ください。今とは異なる内容も多々あると思います)
チェックイン
上海浦東空港に到着、タクシーで一路パークハイアットへ。中国語表記だと「上海柏悦酒店」。今回の予約は、エクスペディア経由。
海外ホテルの予約はいつもエクスペディア経由です。使用感と価格のバランスがとれている気がします!
浦東の上海ワールドフィナンシャルセンターの79階から93階に位置しているパークハイアット上海。森ビルが開発したことで有名なこのビルには開業して間もなかった約10年前、上海乗り換えの合間に立ち寄りました。当時は高級ホテルに泊まることはほとんどなく、ただ展望台に登っただけ。まだ学生で、中国に日本のGDPが抜かれる前のことでした。
パークハイアット上海のコンセプトはモダンチャイニーズレジデンス。デザインを手がけたのはトニーチー。日本だとパークハイアット京都やアンダーズを手がけています。
上海らしからぬお花、ピンクッション。アフリカ大陸に行きたくなります・・・
いつからか、中国では宿泊時の写真撮影が必須となりました。悪いことはしませんが、妙な緊張感があります。
サービスについてですが、スタッフの接客からは非常に誠意を感じます。流暢ではないものの、英語でのコミニュケーションには困りません。むしろ、自分にはこのくらいが心地よく感じます。ビルの特徴からして日本人のゲストも多いでしょうから、日本語のできるスタッフも居そうですね。
お部屋に案内していただきました。部屋はバンドビューのデラックスキング。窓の外には外灘の広大な景色が広がっています。雨は降っていないものの、高層階ということもありスモッグがかかっています。スカッと抜けた景色は見られるものなのでしょうか?
モダンなデザインで統一されたお部屋はこじんまりとしていながらも洗練されています。
ウェルカムフルーツに大量のフルーツ。手をつけなかったので、そのまま次のゲストへ引き継がれたことでしょう。
洗面台は大理石張りのダブルシンク。お水はオリジナルではありませんでした。オリジナルのパッケージにした方が雰囲気に統一感が出て良いように思いますが・・。
バスタブは打ちっ放しという高級ホテルとしては初めて見かけるタイプ。
中国ですが、TOTOのウォッシュレット。
この辺りはもう少し頑張って欲しいですね・・・。
ミニバーにはシャンパンはなし。中国はあまりワインを飲むイメージがありませんが、他のホテルでも同じなのでしょうか。別途オーダーしました。
日本のホテルプールの中ではパークハイアット新宿が至高だと信じていますが、ここパークハイアット上海のプールも負けていません。広くはないものの、贅沢な作りで、空で泳いでいる感覚すら覚えます。それはそう、85階にあるプールです・・!プール自体が一段上がって作られておりなかなか珍しいように思います。
夕食はホテルの外で外でとる事にしました。11月の上海、気持ちはもちろん上海蟹。事前に友人にオススメされたお店をぐるなび上海経由で予約をしていたのですが、満席の回答。ダメ元でパークハイアットのコンシェルジュに相談すると、無事予約できました!パリのクリヨンのコンシェルジュ経由でグランメゾン・ランブロワジーが当日予約できたのは、間違いなくホテルの力によるものだと思いますが、中国においてもホテルのランクが影響することはあるのでしょうか?
おかげ様で絶品の上海蟹を堪能することができました!店員さんや他のお客さんも、日本人の我々にとても親切に手を焼いてくれていい思い出です。びっくりするような対応をされることが多い中国ですが、それ以上に親切にされることが多いのも中国です。
朝食
パークハイアット上海の朝食会場は100Century Avenue Restaurantにて。このレストランはなんと91階、日本では考えられません。
さすがの高層階で、朝食会場の座席からは上海のビル郡を気持ちよく臨むことができます。レストラン自体は天井が高く、かなりの開放感がありました。
時間ギリギリに向かったので、慌ててビュッフェからめぼしいものを掻っさらう。食事の種類が非常に多いことに驚きました。長期滞在しても飽きることはないでしょう!特に印象に残ったのは点心。さすが中国、そしてさすがパークハイアット。日本の有名店で食べる以上に美味しく感じました。時間がなく、ゆっくり食べられなかったのが非常に残念です・・。とはいえ満腹でしたが。中華圏で点心は朝食として食べることが多いと聞いたことがありますが、日本のホテルの朝食ビュッフェにも、ぜひお願いしたいものです。
時間になったのでチェックアウト。次に予約しているアマンヤンユンへと向かいました。