アマンタカ(Amantaka)/ Khan Pool Suite 宿泊記 Part2

ホテルステイ

アマンタカで迎える最初の朝は、少し早めの起床。

Part1の続きです。

テラス席で、外を眺めながら朝食をとることにした。

フルーツ盛りと、お決まりのカオソーイ・・・ではなくカオピヤックを頼んでみる。フルーツのカットの美しさに惚れ惚れ。種類も多く、日本ではなかなか食べられないマンゴスチンやランブータンが当然のように鎮座しているのが嬉しい。

カオピヤックは細めのうどんのような感じでつるっとした食感。カオソーイよりも好きかもしれない。

早起きしたのはクアンシーの滝に行くため。しかも原付。

2015年訪問時のルアンパバーン旅。思い付きで乗った原付がとてもよかったので、記憶をなぞる。

今回はというと・・・出発時は晴天だったものの、雲行きが怪しくなり挙げ句の果てには土砂降られたのには参った。雨宿りする場所がなく、木の下でなんとか凌ぐ有様。だけれどそれも思い出。

8年も経つと、見覚えのない施設がたち、エントランスも変わっているしで時の経過を感じる。随分と近代的になっていた。

クインシーの滝は相変わらずの迫力。季節的に濁ったタイミングでもあるものの、美しさは変わらず。惜しむべくは水温が低すぎて泳げなかったこと。

滝近くのレストランで食べたカオソーイはジャンキーな味。これはこれで悪くない。

滝からの帰りは絵に描いたような晴天。さっきの土砂降りはなんだったのか。

ホテルに戻りアフタヌーンティ。

幸せ。

部屋に戻るとクリーニングが仕上がっていた。だいたい朝出すと夜には素敵な籠に。

雨に打たれたのに加え慣れない原付に乗りちょっと疲れたので部屋で体を休める。整えられたシーツは夜までとっておきたいので、ソファで休むか、それともプール付き部屋での滞在、せっかくだからプールで浮かんでリラックスするか・・・なんてあれこれ考える。結局は裸でプールにドボン。

良い時間になったのでレセプションへ。トゥクトゥクに乗り目的地へ移動。

「AMANTAKA」の木製パネルが埋め込まれたトゥクトゥク。クラシックで特別感抜群。風が心地よくていつまでも乗っていたいけれど、ルアンパバーンはとても小さな街。あっという間に降ろされてしまう。毎度名残惜しい。

目的地はメコン川の船着き場。そう、メコン川のサンセットクルーズを楽しむのです。上から見るとどのボートも違いがわからない。

導かれてアマンのボートに乗ると、思わず感嘆の声が漏れ出る・・!

奥方向の眺め
手前方向(乗り降り口)への眺め

白く整ったベッドの上には花びらが散りばめられており、なんとエレガントな。幅広なベッドは2台。1台ずつしか写ってないけれど。

バーカウンターがついているとは予想していなかった。今回は飲まなかったけれど、ソフトドリンク類はツアー代金に含まれていた。

ゆったりと船は進む。メコン川はチベット高原に源流を発し、雲南省を通り、ここルアンパバーンに通じる。この先もカンボジアやベトナムをおよそ4200kmにわたってが流れ、南シナ海に注ぎ込むという。

双眼鏡で対岸を眺めながら、ラオスの人々は、メコン川の恵みによって命と暮らしが支えられているのだなあと思いを巡らせる。

天気は良いような悪いような、少なくとも快晴ではなかった。途中から霧のような雨が降ってきたけど、それが予期せぬ景色をプレゼントとなった。

重なる虹

事前にリクエストをすると、ワイン類を積載してもらえる。今回はFERRARI。

コルクの栓をポンッと抜き、トクトクとグラスに注ぐ音が心地よい。

提案されたときは、少々強気な値段設定だと感じたけれど、このシチュエーションを前にすると納得がいった。

ラオスでは、ピクニックの時に竹で編んだバスケットに、お弁当を詰める(らしい)。そしてこれがまた美味しい!夕食前の時間にも関わらず、手が止まらなかった。特に左側。トウモロコシ、ナッツ、ラオス風味噌などが葉物に包まれたフィンガーフード。

せっかくメコンクルーズするなら綺麗な夕日が見たい。そう思っていたけれど、拘る必要はなかった。どんな天気でも、メコン川はロマンチック。そう、アマンのメコンクルーズなら!

実際は爆音カラオケしている中国人?ボートと何度もすれ違ったけれど、それもまた一興。

船着場にはトゥクトゥクが待機。ホテルではなく、レストランへ送迎してもらった。

ルアンパバーンといえばのド定番「エレファント」。本格的フレンチが食べられるとの評判で一度はきてみたかった。

量が多いものの、お料理自体は大味でちょっと物足りないかな・・・

それでも、有名なお店なので行けてよかった。ドライバーは予約していないことを心配していたけど、幸いウォークインで問題なく食事ができた。お土産店やナイトマーケットを散歩しながら、ホテルへ到着。

ナイトマーケット側から近いゲートは閉じられている。にも関わらず我々が近づくと、自動ドアのようにゲートが開く。

セキリュティの方が中から開けてくれているのだけど、どうやって判別しているのか不思議・・・を通り越して感動。敷地の外は暗いし、他にも通行人はたくさんいるわけで。アマンレベルになると顔写真がスタッフ内で共有されているでしょうが、ここまで徹底した対応にはひたすら感動を覚えます。

そしてゲートからロビーに進むと、どこからかスタッフが現れ、笑顔でおしぼりが差し出される。湿気が多く汗ばんだ肌に、冷えたタオルが気持ちいい。

今日のギフトはトンボのおもちゃ。

アマンタカ(Amantaka)/ Khan Pool Suite 宿泊記 Part3
Part1、2に続きPart3の記事です。朝食はカオソーイ。自然の出汁が存分に出ていて、化学調味料の味...

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