キングダム(KINGDOM)でのステーキディナー

ホテルステイ

ハレクラニ沖縄のステーキレストラン、キングダムはメイン棟のビーチフロントウイング内にあります。オールデイダイニングのハウスウィズアウトキーと隣り合わせに位置しており、入り口は一緒です。

部屋のあるサンセットウイングから迷いながらなんとか到着。カートで送迎してもらうのがいいかもしれません。

前日に予約をした時点ではほぼフルブックの状態。もちろん窓側は無理で、なんとか内側の席に滑りこめた感じでした。9月の平日、木曜日でこの状態だったので、土日祝や夏休みだとかなり早めの予約をしておいたほうが懸命です。

18時半頃席に着くと、大盛況で満席です。テーブルにはクロスが敷かれているものの、割とカジュアルな雰囲気。アメリカのそこそこちゃんとしたレストランといった空気感で気軽な感じです。とはいえつま先が見えない靴を着用など、最低限のドレスコードはあります。(サンダルの方も居ましたが・・・)外からはハワイっぽい音楽が聞こえてきます。

まずは飲み物を、ということでビールをオーダー。選択肢は定番の「オリオンビール」とハワイのクラフトビール「ビッグウェーブ」の2種類。生ビールが飲みたかったので、オリオンかと思いましたが、なんとビッグウェーブも生ビールとのこと。ということでビッグウェーブで乾杯です!

やはりハワイのビール、暑い国で飲むにはぴったりです。よくある薄めなものではなく、フルーティーな喉越しに後からしっかりとホップの苦味が感じられ、なんとも気持ちがいい。あっという間に飲み干して、もちろんおかわりです。

キングダムではコースとアラカルトのどちらかを選べます。私たちは足りなければアラカルトで追加することにし、コースを選びました。基本コースで8000円にサ税と比較的お手頃です。

まずはシーフードプラッター。車えび、ハマグリ、サーモンに夜光貝、そして海ぶどうとなかなかのボリュームです。一気に南国に来た感覚が強くなります!お味は・・・全体的に水っぽい印象でしたが、雰囲気が盛り上がるのでこんなものでしょうか。

次はオックステールスープ。

柔らかく煮込んであって美味しい。中には松の実やパクチーが入っておりいいアクセントになっています。程よくあっさり目なのでメイン前のスープとしてちょうどいい。そしてお次はメインのお肉です。

ドーン!迫力いっぱい700gのTボーンステーキです。基本コースとの差額を払えば、こちらに変更することができます。アメリカ牛としてはヒレ部分は柔らかくて、サーロインの脂は少し多め。ずっしりしたステーキでかなり好みです!ポップオーバーとあわせて頂きます。

ソースは幾つでも選択できます。サルサフレスカ、グリーンペッパー、チミチュリソースをオーダー。チミチュリが美味しかったです。でも、もともと塩がかかっているので、何もつけないのが一番美味しく食べられました。付け合わせのニンニクはホクホク。ほとんどお芋ですね!

イギリスのロゼスパークリングで、ハッティングレイ・ヴァレーをボトルでオーダー。イギリスのロゼは初めてです。

ほどなくして、アラカルトでオーダーをしたポテトとアスパラのグリルがサーブされました。

デザートはチョコレート。これは意外でしたが、美味しかった。

それと、アイスクリームをいただきました。

カジュアルな雰囲気は沖縄というよりむしろハワイを感じさせてくれ、リラックスして楽しめるレストランでした。しかしながら気になる点がちらほら。。

最初のビールはオーダーして10分ほど出てこず、この時点ではそういうこともあるかな〜程度に思っていました。しかし、そのあとボトルで頼んだロゼも私たちのテーブルから見えやすい場所で5分以上常温で放置され、それを一度も引っ込めることなく当たり前のようにサーブされた時は・・・。高級ワインではないかもしれませんが、残念な気持ちになります。オープンして1年ちょっと、ここからが頑張りどころだと思って今後に期待です。

ステーキ自体はお手頃で美味しくいただけたので、ハレクラニにまた訪れた時はぜひ再訪したいです。

別日に訪れた、ハレクラニ沖縄内のイノベーティブレストラン、シルーの記事もよろしければどうぞ。