1泊2日の宮古島出張!飲んで食べて伊良部島への絶景原付ドライブ

国内旅行

宮古島に1泊2日の仕事兼旅行で行ってきました。今回利用したの利用したフライトはANA便で、一日一便のみ。

1日目 羽田(11:40)発⇨宮古(15:05)着

2日目 宮古(15:50)発⇨羽田(18:20)着

という、国内線としてはなかなかの長距離フライト。滞在時間は約24時間です。

前回宮古島へ行ったのは約5年前です。2泊3日の旅程で行ったのですが、滞在中はものすごい雨!雨!というより豪雨!雨が止む瞬間すら無いような天候で、しかもホテルの駐車場で自損事故をしてしまうという災難な滞在でした。

今回はその悪い記憶を上書きできるのでしょうか・・・

結果:晴れ

空港ターミナルに到着した瞬間、笑みが溢れました。とても気持ちの良い晴れです!早速タクシーでホテルに向かいました。タクシーのドライバーはかなり良い年齢のおじいさんで会話は噛み合いませんでしたが、いろんな話を聞かせてくれました。宮古島の受けている経済的なダメージは、想像以上なようです。

空港から15分ほどでホテルに到着。今回は仕事も兼ねていたので、ビジネスホテルでの滞在。市街地に近いことと、眺めが良いホテルというのが決めてで「セイルイン宮古島」に宿泊しました。周りに建物と比べ頭一つ抜けており、とても眺めが良いです。

宮古島まで来てビジネスホテル?とも思いますが、平良港も見えて気分が良いです!荷物を置いて用事を済まして自由時間です。とはいえもう時間は17時前。夕日をみるべく、歩いてビーチへ向かいました。

宮古島まもる君もマスクをしてます。歩くのが遅いので、30分ほどかかったでしょうか、パイナガマビーチに到着。

島の中心部から一番近いビーチらしい。

市街地から近いということで期待をしていなかったのですが、さすが宮古島、海が透き通っていて綺麗!ていうかこんなに綺麗だったのですね・・。前回は海が大荒れで濁ってましたよ。周りを見渡すと、夕暮れの時間を楽しむ地元の方、長期滞在していそうな観光客、とさまざまな方がゆっくりとした時間を過ごしていました。私もこの時間を楽しむべく、すぐ側のファミリーマートに行き、買ったのはこれ。

今の季節に桜?という感じですが、限定のオリオン「いちばん桜PREMIUM」ビール&沖縄のファミリーマートだけで売っている、上間のイカの天ぷら。なんとこのオリオンビールは桜の花びらが入っているとか。ゆっくりと陽が落ちるのを眺めながらの飲酒は最高でした。

浜辺でゆっくりとした時間を過ごしたらもう良い時間。夕食の時間です。なんとなく沖縄料理が食べたいかな〜というくらいで特にお目当のお店はなく、飲屋街を歩くことに。観光客向けの居酒屋から聞こえる楽しそうな歌声がたくさん聞こえます!でも今夜は一人、羨ましいな〜と思いながら散策。ビビっと来たお店はこちら。

<権兵衛>

観光客が多く、浮かれた雰囲気のあるこの宮古島の飲屋街で一際ディープな雰囲気を醸し出していた朝鮮焼肉。お目当の沖縄料理ではないですし、かなり入りづらい店構えですが勇気を出して入ってみることに。宮古支店とあるけど、本店はどこなのだろう。

階段を上がり、店内に入るとチャッキーの人形がたくさん出迎えてくれました。「すみません、1人なんですけど・・・」と言うと店長さんのような方が、「1名様、入れてあげてー!」と。とりあえず一安心。

案内されたのは4人がけの席。なんとも申し訳なさとありがたさが。店内は半分ほど埋まっていますが、残りの座席も予約札が置いてあり、間も無く満席に。一人で入店できてラッキーでした。女性2人分くらいは食べて飲むので許して、などと心の中で呟きますが伝わるわけもありません。店員さんの感じもよく、良いお店です。

店内の床はちょっと滑りやすく、モクモク系の店内。壁には所狭しと有名人(野球選手?)のサインが並べられています。

とりあえず、オリオンを頼んで乾杯。箸袋は紅型模様ですね。

まずはタン塩。上タンは売り切れだったので並を頼みました。結構な量があります。

ハラミだっけな。タレしっかり目なので、ライスがとっても進みます。

最後は宮古島ロース。美味しかったです。脂が入りすぎておらず、赤身とのバランスが取れていて良いですね。なんとなくワイルドな味がする気が。気のせい?

このお店のメニューで宮古牛とタイトルが付いているお肉は2つのみ。うちもう一つのカルビはこの時は取り扱いがなかったため食べられませんでしたが、宮古島の地場の特産牛を食べられて良い夕食になりました。一人だったのでこれだけ食べるとお腹いっぱい。本当はあと一皿は食べたかったのですが・・。泣く泣くお店を出ます。うそ、お酒もまあまあ飲んだので良い気分です!

帰りにコンビニによってお酒を追加、ホテルで晩酌をして寝ました。

翌朝。朝目が覚めると、快晴です。沖縄でこんな天気に恵まれることってなかなかない気がします。というか初めてかも。仕事関係の用事を終わらせると時間は11時を回っています。帰りの飛行機は15時50分発。思い立って原付をレンタルすることに。昨日行った焼肉屋の近くにあった、富浜モータースさん。昔からありそうな、雰囲気のあるお店でした。

原付を返却して空港へ向かう時間やチェックイン時間などを考慮すると、自由になる時間は3時間ほど。「伊良部島で沖縄そばを食べる」という目的をセットして原付を走らせました。

宮古島と伊良部島は2015年1月31日に橋で繋がれました。その名は「伊良部大橋」。無料で渡ることのできる橋としては日本最長の3540メートル。

10分ほど原付を走らせると着きました。確かに大橋と言うだけある、長い橋です!前回来た時はまだ工事中だったので嬉しい。

向こうに見えるは伊良部島。橋を走るだけでこんなに気持ちいことってある?!ってくらい最高の気分で、一人でニヤケが止まりません。結構なニヤケ具合でした。間違いなく不審者でしたが、沖縄の青空はきっと許してくれるはず。

伊良部島側にはこんなに綺麗な海が・・・。ゆっくりできないのが悔しい。すぐに原付にまたがりドライブを再開。

少し進むとホテルっぽい建物が。なんてとこだろうと目をこらすと、イラフSUIでした。想像よりこじんまりとした印象。オープンしてあまり時間が経っていませんが、マリオットファンの方のブログでよく見かけますね。

伊良部大橋を渡って20分ほどでしょうか。今回の目的地に到着。「伊良部そばかめ」さんです。駐車場の端っこに原付を停めさせてもらい、店内に入ると満員御礼。食券を購入し、なんとか大きなテーブルに相席な感じで座らせてもらいます。

ここの売りはツルツルの自家製麺に、なまり節を使った無添加のスープらしい。看板メニューっぽいかめそばをオーダーしました。素朴な佇まいのお店は、とても落ち着きます。ほどなくして着丼。

へー!沖縄そばっぽくないビジュアルで新しいです。でもソーキに三枚肉、ゆし豆腐と入っているものは沖縄感いっぱい。だしがよく効いてて優しい味。美味しい。人気があるのもうなづけます。美味しいものはなんだって儚い。儚いから美味しいのかも。あっというまに食べ終わってしまいました。余韻に浸りたいところですが、自分には帰りの飛行機の時間が。中年男性ですが、気分はシンデレラなのです。

伊良部大橋のすぐそばには「いらぶ大橋 海の駅」がありました。1階はおしゃれな雰囲気のおみやげ屋さんがあります。お手洗いを借りるついでに、お土産を購入。2階のレストランからは伊良部大橋を一望できる、素晴らしい眺望があります。

いざ宮古島へ。途中、宮古島市公設市場で降りて、宮古牛をお土産に買いました。

急いでレンタルバイクを返却。

宮古島空港に到着。一応30分前に空港に到着したものの冷蔵のソーキと沖縄そばを急いで購入しただけで、こよなく愛する空港での買い物は諦め。

ダッシュで手荷物検査へ向かうとものすごい行列!GoToで空港のキャパオーバーしているようです。広くもなく、導線のよくないこの空港ではピーク時の旅客をさばくのは大変そう。幸い羽田行きの優先案内をしていただき、ファイナルコールでなんとか搭乗ができました。

人生で一番天気のよかった沖縄旅行。狙ってできるものではないですが、ここが日本かと錯覚するような絶景が広がっていました。仕事でお会いした方々も気のいい方ばかりでとても実りある最高の旅でした!