アマン京都(AMAN Kyoto) 宿泊記 Part2

ホテルステイ

京都という立地にあり、広々とした敷地があるのはさすがのアマン。楓のお部屋で一休みした後は、外へ散歩に行くことにしました。

散策

まずはスパ棟へ。

スパの脇道を・・・

一つ一つ丁寧に積み上げられた石垣が、何より目を引きます。そしてその石には苔が蒸しています。なんと愛らしいことでしょう!

こちらの土地はもともと、西陣織の機屋が織物美術館を作るため、大事に育んだ場所なのです。残念ながら今はその機屋は無いそうですが、少し散歩しただけで、どれだけ大切に守られてきたか伝わってきます。

Zen Garden.

間違っても、この土地を所有したのがHリゾートじゃなくて良かった。

鷲ヶ峰パビリオン。どんな人が泊まっているのでしょう・・。1泊約100万円、世の中にはすごい世界がありますね。

階段を登ると、鷹峯三山の天峯を冠したお庭、天ヶ峯ガーデンがあります。

こちらではヨガもできるとか。森林浴をしながらのヨガは得るものがありそうな気がします。ヨガはしたことありませんが!

ただ歩くだけで、静寂に包まれ、気分をすっきりとさせてくれる散歩コースでした。ゆっくり歩いて、30分〜1時間ほどでした。

散歩が終わったら、リビングパビリオンで休憩しようかと。

水分補給はもちろん、ビールです!何とも美味しそうな黄金色。初めて見るグラスが素敵でした。少し小腹が空いていましたが、夕食が入らなくなるので我慢です。

スパ棟(温泉)

日が落ちてきました。お部屋から漏れてくる暖かいライティングが、とても素敵です。ターンダウンの後はブラインドが閉まり、暗くなります。少し時間があるので、部屋の浴衣に着替え、スパ棟の温泉へ。夜の石畳を草履で歩くので、少し時間がかかりました。

貸切だったので、許可を得て写真を撮らせて頂きました。

水回りは黒を基調としたアマンらしい雰囲気で整えられています。床暖房が入っていて、お風呂上がりは少し暑かったです。

スパアメニティはアマンスキンケアのものでした!ちょうど先日発売したCasa BRUTUSにアマンの記事がありましたが、モダンなボトルデザインは隈研吾氏のデザイン。良いデザインかもしれませんが、最近少し増えすぎましたね・・・。歯ブラシはお部屋と同じMARVIS。

露天風呂の写真は撮りませんでしたが、想像以上に広く、暗めの雰囲気がとても心地よかったです。日が落ちるのにつれ、自分自身が夜と同化する感覚で、大変リラックスできました。朝やお昼間に入浴すると、また違った感想になると思います。必要以上に照明がない雰囲気は、温泉旅館や銭湯とは違いました。やはり大人向けのリゾートです。

温泉に入り、ポカポカご機嫌で部屋に戻った後は、着替えて夕食へ向かいます。今日の夕食はアマン京都のメインダイニング、「鷹庵」。とてもいい食事でした!

一服

コースだったので、食べ終わった頃にはいい時間です。カフェインを摂取しにリビングパビリオンに寄りましたが、みなさん夜ご飯は終わったようで、貸切状態。静かにカプチーノを頂き、ターンダウンで綺麗になった部屋へ戻ったのでした。

朝食

翌朝。目が覚めてスクリーンを開けた瞬間から森林浴が始まります。とは言っても季節的に緑は少ないですが・・。シャワーを浴び、コーヒーを飲んだらリビングパビリオンへ。

朝食は和食と洋食から選ぶことができますが、京都なので和食を選択してみます。モダンな重箱を開けると、京都らしいおばんざいがたくさん並んでいます。材料は地元や近郊のお野菜をメインに使用しているそう。お米は白ご飯とおかゆから選ぶことができました。

ちょこちょことしたものがたくさん並んでいるのはとても好みなのですが、全体的に冷たい食べ物ばかりなので、正直なところ少し物足りなさを感じました。

少し食べ進めると、スタッフの方がガラガラとワゴンで近づいてきます。そう、アマン京都の和食の売りの一つ、熱々の湯豆腐です。目の前で作ってくれるプレゼンテーションはやはり嬉しいですね!お豆腐は京都の老舗、とようけ屋です。

ふわふわとしたお豆腐が気に入り、おかわりも頂戴しました。こちらはルームサービスでは食べられないようですので、せっかくリビングパビリオンで頂くなら和食がいいかもしれません。

チェックアウト

お腹いっぱいになり、部屋で休むと、悲しいかなチェックアウトの時間です。アライバルパビリオンへ行くと、ライトの上に柚子が。アマンのこういうチャーミングなところが大好きです。

チェックアウトはアマンらしくたくさんのスタッフに囲まれながら。ただ旅行にきているだけなのに、仕事している時以上に名刺が頂けるのがなかなか面白いです。アマン京都のいろんなお話を聞かせてもらい、後ろ髪引かれながらもいよいよ出発。アマン京都のタグも頂きました!

【アマン京都】の空室状況を確認する
アマン京都 京都の奥座敷に広がる森に佇む、静謐なプライベートリゾート

オープンして間もないにも関わらず、これだけしっかりしたオペレーションに文句なしのおもてなしは流石の風格です。大好きなプールやフィットネスがないのは少し寂しいですが、それをもってしても大満足の滞在でした。着実にアマンジャンキーへの道を辿っています!