鷹庵(AMAN kyoto)での夕食

ホテルステイ

アマン京都の敷地内にはレストランが2つ。1つ目は京都のおばんざいからイタリアンまで幅広く食べられるオールデイダイニング「ザ・リビング パビリオン by アマン」。もう1つは全てお任せの懐石料理である「鷹庵」。今回の滞在では鷹庵をチョイスしました。

日本料理「鷹庵」は、アマン京都の荘厳な石門の外側に位置し、お客さまをお迎えいたします。
偉大な芸術家である本阿弥光悦ゆかりの地、鷹峯において、空間、花、器、そして料理が見事に一体化した至高のおもてなしで、日本文化の本質に触れていただく時間を提供いたします。

https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-kyoto/taka-an-restaurant

レストランに到着すると、自ら名乗るまでもなくお席に案内して下さいました。今日はもちろん、カウンターの予約です。一枚板の立派なカウンター越しに手さばきが見られる特等席ですね!

一番乗りだったので、続々他のお客さんもくるかな?と思っていたのですが、この日は我々含め、2組だけ。宿泊客は、リビングパビリオンで食事をとる方が多いとのことでした。なかなかのお値段ですもんね・・。でも、おかげさまでいい雰囲気でお食事が楽しめました。

まずは生ビールをお願いし、乾杯です。するとすぐに先付けが出てきました。

先付:雲子豆腐に岩海苔、雲丹

八寸:南天と柚子の季節感が素敵です。光っているもの、何と大根がシェードなのです。

蓋を開けると・・・わあ綺麗!最高のアテです。日本酒も進む進む。

造里:河豚の薄造り

旬の季節は甘みが増すように思います。もみじおろし一緒に食べたら・・たまりません。

この辺りでお酒が少なくなってきたので、ワインリストを貰い、白をオーダー。

初めて見ましたが、YARRA YERING DRY WHITE WINE No.1 1997というオーストラリアのワインで、確かシャルドネのものでした。

辛口、程よい重さで美味しかった。とても濃い色をしていたのが印象的でした。

亦:鯛松皮造りとマグロ。

大好きな松皮造りにマグロ。大人になってマグロが段々好きになってきました。素敵な織部です。

椀盛:甘鯛、蕪、おもち、うぐいす菜、柚子

焼き物:鴨炭火焼、下仁田ネギ

とても香ばしい。お米のポップコーン、初めて食べましたが面白い!

焚合:煮あわび、大根、菜の花、針柚子

蒸し物:蓮蒸、鰻、銀餡

懐石はゆっくり出てくるので、この辺りでかなりお腹が膨れてきました。

ご飯:牡蠣と生姜の釜炊き御飯、留椀、香物

もちろん出てくるとはわかっていましたが、すごい量の炊き込みご飯。でもこの牡蠣がとてもプリプリで美味しくて美味しくて・・お腹がはち切れそうになりながら、釜の飯を全て平らげてしまいました。我ながら恐ろしい食い意地。

果物:三宝柑ゼリー

甘味:安納芋羊羹、お抹茶

これにて、コースは終了。

料理長は、吉兆で長年のキャリアを持つとのこと。コースは先付、八寸、お造り・・・など一見オーソドックスですが、それでもって華のある、洗練されたお料理でした。

2020年3月現在では、

今現在、ご宿泊のお客さまのみご予約を承っております。

https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-kyoto/taka-an-restaurant

とホームページには記載があるため、今のうちに宿泊して楽しむのがいいかもしれません。

日本料理 鷹庵 (ニホンリョウリ タカアン) - アマン京都/懐石料理 [一休.comレストラン]
四季折々の食材を一番美味しい調理法でご堪能。江戸時代初期、書、陶芸、漆芸、出版、茶の湯など様々な芸術ジャンルで活躍した芸術家、本阿弥光悦は、多くの仲間たちと、この地、鷹峯を芸術活動の拠点とし、後に「琳派」という新しい芸術の流れが生まれました。金沢のミシュラン2つ星料亭「銭屋」の2代目主人で海外でも幅広く活躍する高木慎一...

※2022年2月では、一休経由で予約ができるようになっていました。宿泊客でなくとも、利用ができそうです。