ハバナはCASAでの民泊が有名ですが、2019年の夏に訪れたキューバ旅行ではホテルにも宿泊しました。予約は現地でbooking.comを経由して行いました。
キューバ国内ではbooking.comを通した予約が出来ないようになってましたが、VPNを使い日本経由でアクセスすることで、問題なく予約完了出来ました。
設備について
公式ホテルにはメルキュールと記載があるため、どうやらメルキュールの系列のようです。
とはいえ、キューバの中では高級ホテルに分類され、知名度のあるホテルでした。
ジムやプールもありました。プールには入りたかったのですが、何となく濁っているようで諦め。。
今回私は1人での宿泊だったため、部屋も狭く、またなんとなく清潔感に欠ける印象でほとんど室内の写真は撮っていません。
しかしながら、最終日にはタオルで作った動物や、手書きの手紙があったりとホテル側の気遣いを感じました。
最低限のアメニティや冷蔵庫、エアコン等の設備に加え驚いたのはエスプレッソマシンがありました。試しに使ってみたのですが・・・使い方が悪いのか調子が悪いのか、冷たい、泥水のようなものが出てきました。
wi-fi環境
部屋内でもストレス無く使用することができました。試しにYouTubeを開き、動画を視聴しましたが、速度も問題ありません。もちろん、受付でワイファイカードを1時間分あたり1CUCで購入する必要があります。宿泊客以外には2CUCで販売していました。こちらのカードは、旧市街のwi-fiスポットでも使用することができました。
部屋はイマイチな感想となりましたが、こちらのホテルで特筆できるのは朝食です。2度しか取っていませんが、一度はロビーフロアの会場、もう一度は最上階の会場で頂きました。特に最上階の朝食会場がとても印象に残っています。
1階の朝食会場
なかなか素敵で、卵料理のオーダーも出来たので、野菜をたっぷり入れたオムレツを作ってもらいました。
写真の撮り方はアレですが、とても美味しかったです!
また、ビュッフェもキューバという土地を考慮すると、なかなかの水準なのかもしれません。
座ったら、コーヒーもカップに入れてくれたりと(意外と?)至れり尽くせり。期待していなかったため、ご満悦な私です。もちろん、めちゃくちゃおいしい!という訳ではありませんがキューバでこのような朝食が食べられると思っていなかったので、満足でした。
最上階の朝食会場
エレベーターから降り、廊下を進んだ所に会場はあります。
部屋番号と名前を伝え、着席。
窓際の席を選択し、こちらの会場でもぬるめコーヒーを頂きます。そして、左側に目をやると・・・
この絶景!!!全く予期せぬこの景色に、一人でテンション急上昇!
実はこのフロアに朝食会場があることは知りませんでした。前日と同様、1階に朝ごはんを食べに行くと宿泊客のリストをチェックされ、「君は上の朝食会場だよ」と言われ、少々不貞腐れてこちらの会場に向かったのです。この絶景はそんな気持ちを一瞬にして消し去り、最終的には、ハバナで一番記憶に残るものとなりました。
また、この会場では生演奏もあり、それがまた一段と旅情を掻き立てます。
開放的な窓からは時たま鳥が入ってきた時は多少心配になりましたが、そんなものでしょう。
チェックアウト
予約していた帰国のフライトは早朝6:05発、アエロメヒコ航空のメキシコシティ行きです。
2時間前に空港に到着することを考えると、早朝3:30には出発しなくてはいけません。
前日、レセプションにタクシーの予約をお願いすると、ホテルのエントランス前で客待ちしているタクシードライバーを手招きして呼んでくれたのですが、自分でお願いすることになりました(笑)
早朝ということで多少の上乗せはありましたが(予約時確認済み)、約束通りの時間に迎えにきて頂き、無事空港へ到着することができました。
途中、流しのタクシーは見かけなかったので早朝便に乗られる方は、予めタクシーの手配をしておいたほうがいいかもしれません。
なかなか荒削りなホテルではありましたが、立地やwi-fi環境も良く、快適に過ごすことができました。